Generative AI、Edge AI、AI Agents。
最近、こうした言葉を見ない日はほとんどない。
技術としては確かに進化している。
業務が変わると言われている。
エンジニアとしても、知っておいた方がいい話題だと思う。
それでも、ふと立ち止まる瞬間がある。
「これだけAIの話題が増えているのに、
自分の仕事は本当に楽になっているのか」
技術は進んでいるのに、実感が追いつかない
Generative AIは文章やコードを生成する。
Edge AIは現場に近い場所で処理を行う。
AI Agentsはタスクを自律的に進める。
どれも、資料を読めば合理的で、未来的だ。
ただ、現場で感じる変化は意外と地味だ。
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作業は少し早くなった
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でも判断は減っていない
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責任はむしろ増えている
「革命」という言葉ほどの軽さはない。
30代エンジニアに起きている変化
この違和感が出やすいのは、30代前後のエンジニアだと思う。
手を動かすだけの役割から、
「なぜそうするのか」を説明する立場に移り始める時期。
AIが作業を肩代わりするほど、
エンジニアには 判断の理由 が求められる。
AIが出した結果を、
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採用するか
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修正するか
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使わないと判断するか
その選択は、人間側に残る。
AIは仕事を減らすが、立ち位置を変える
AIの進化は、仕事量を単純に減らすわけではない。
むしろ、
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考えなくていい作業は減る
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考えなければいけない場面が前に出る
この変化が、しんどさの正体になりやすい。
AIを使いこなせていないわけではない。
ただ、求められている役割が変わっているだけかもしれない。
「業務革命」という言葉が置いていくもの
Generative AIやAI Agentsの話題は、
どうしても「できること」に目が向く。
一方で、
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現場でどう判断するのか
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誰が責任を持つのか
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試す余地があるのか
こうした前提は、あまり語られない。
だからこそ、
「話題になっているのに、楽にならない」
という感覚が残る。
もし、
AIの話題についていこうとしているのに仕事が楽にならない、
このまま今の立ち位置で続けていいのか迷う感覚があるなら、
一度立ち止まって整理する必要があるかもしれません。
▶ ChatGPTを使っても仕事が楽にならないエンジニアが、判断するための記事
https://engi-near.com/engineer-decision-chatgpt/
まとめ
Generative AIやAI Agentsは、確かに仕事の形を変えつつある。
ただ、それは「楽になる」という形とは限らない。
作業が減った分、判断が前に出る。
技術を知っているだけでは足りなくなる。
その違和感は、遅れている証拠ではなく、
次の立ち位置に差し掛かっているサインかもしれない。
無理に結論を出す必要はない。
ただ、その感覚を言葉にしておくことが、
これからの判断を助ける。